カンボジア2日目の朝。

3:30am起きです。

 

事前に調べた情報によると,5:45ごろまでにアンコールワットにたどりつけばよいと聞いていたので,5:15ごろホテルをでればいっかと思っていたのですが,トゥクトゥクドライバーのSoくんは「4:30には出たほうがいい」と言います。

「ちょいと早すぎやしませんか?」と思ったものの,長年の経験を積んだ地元のドライバーが言うんですから従いましょう。

 

4:30。あたりはまだ真っ暗です。

そんなに寒くはないものの,やはりトゥクトゥクに乗るとかなり冷えます。

地元の人たちはもうすでにバイクでどこかへ向かっていたり,真っ暗な道を歩いていたり・・・。早起きなんですね。

 

そして,昨日チケットを買った場所に到着。

3日券を買っていたので呈示するだけです。かなりの従業員さんたちが朝日を見にくる観光客を待ち構えていました。

ご苦労様です。

 

さぁ,真っ暗なアンコールワットに到着。

そう,日の出前なのだから真っ暗で当然。でも,すっかり忘れていました。

足元を照らす何かが必要なことを(笑)

こういうとき携帯は便利ですね。トーチライト機能を使って,昨日とは全く違う

ものものしい雰囲気の石畳の道を歩き,真っ暗な中ぼんやり口を開けている

門の前へ。

けっこう観光客がいるものの,やっぱり闇夜に浮かび上がる遺跡はこわい。

ミステリーツアーのようです。

 

 

みんなが進む先は沼地の横の歩道。

そこがベストスポットのようです。

私たちもそこで一番前の場所を確保。

こんな朝早くから子供たちが「お兄さん,コーヒー一つ1ドル~」とコーヒーを売りにきます。

せっかくなのでコーヒーを飲みながら朝日を見ようとコーヒーを注文すると,下に座る

ためのビニールを持ってきてくれました。

ふと辺りを見渡すと,人だらけ~。

「あぁ,Soくんの言うことを聞いて早めに出発してよかった」と思った瞬間でした。

 

 

そして,6時ごろ。
あちこちでシャッター音が響き渡る中,うっすらと空が明るみ始めました。

日の出前のアンコールワットも幻想的です。

が!!

残念ながら,朝日が顔を出すころにはうっすらアンコールワットの上に雲がかかり

オレンジ色な感じの写真は撮れませんでした。

早々にあきらめて,昨日まわれなかった第二回廊,第三回廊を見ることに。

 

朝日見物のみなさんの中には朝日だけを見に来た方も多かったようです。

朝のアンコールワット。

かなり静かでかなり神聖なすがすがしい空気が漂っています。

  

朝のアンコールワットの石段に座ってすごす時間はなんともぜいたく。

格別でした。

犬も絵になりますわ。

 

そして,7時半ごろかな?遺跡から外に出ると,さっきの雲がどこかへ。

太陽が顔をだしていたので,パシリっ。

これはこれでステキな写真となりました☆

 

いろんな顔を見せてくれたアンコールワット。

ほんとうにきてよかった。

「行きたい」とは思いながらまさか来られるとは思っていなかったので,夢心地のまま

終わってしまったけれど,ほんと,よかった。