世界には分からないことがたくさんあります。
ほら・・・・ね。
世界には,牛に追われるやつとか,オレンジを投げあうやつとか,不思議なお祭りが
いっぱいありますけど,マレーシアにもあります。
ヒンドゥー教のお祭り『タイプーサム』。
毎年,タイと呼ばれる月の満月の日に行われます。今年は1月27日。
場所はマレーシアのバツーケーブ(バツー洞窟)。
普段でも観光名所として多くの人が訪れる場所です。
毎年選ばれし敬虔なヒンドゥー教徒が神への信仰心を示すため,苦行を行うというのが
このお祭りの「奇祭」たるところ。
上の写真のように,体にフックをつけて一人用神輿をひっぱったり,
はたまた長い串つき神輿を体に固定したり,
はたまた頬や舌に太い串を突き刺したりして寺院へ向かいます。
その寺院はこちら
分かりにくいのですが,後ろの洞窟の中に寺院があります。そこへ行くには272段の
階段を登らなければなりません・・・もちろん,苦行を積む皆さんもあの状態で登って
行くのです。
本国インドではあまりの壮絶さゆえ,このお祭りは禁止されているといいます。
今,このお祭りを見られるのはマレーシアとシンガポールだけ。
・・・と言われると見てみたいんですけど,ものすごい人手だというので,ちょっと無理
かなぁ~。
お祭りが終わって一段落したら,このバツーケーブには行ってみようかなと思います。