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マレーシアでの子育て

マレーシアで子どもを育てていると、なんか昭和のころ、つまり自分が子どもだったころを思い出すことがあります。

みんなが気さくに挨拶を交わし、息子にお菓子をくれ、私が息子と一緒じゃなければ「あれ、息子はどこに行ったの」と声をかけてくれる。

夕方になるとプレイグラウンドに子どもたちが集まってきて、気づけば子どもたちであふれかえり、元気な声が響き渡っていたり。

年上の子が年下の子と遊んでくれたり。名前は知らないけど顔なじみのご近所さんというのが増える。

息子も毎日のように外遊びをしたがり、最近はお友達ともからめるようになり、「◯◯くーん、あそぼー」的な突撃訪問もしてもらえるようになりました。

しかし、まだ2歳10カ月。

物事の分別がつきません。

とてもフレンドリーな息子は、まだみんなのムードがよめず、例えばガールズトーク中のグループにズカズカと入っていき、煙たがれたりすることがあります。

怖がる年下の子に恐竜ごっこをしかけたり…

それをある程度までは見守るのですが、やっぱり相手が嫌がるようなら注意しなければなりません。

息子は特に「いけないこと」をしたわけではないのに、注意しなければならないのが最近はつらかったり、明らかに相手が迷惑がったり、息子から離れようとしているのを見ると、なんだか私も寂しくなります。

今日は、友達と手をつないで歩きたかったのに頑なに拒否されて、しくしく泣きだしてしまいました。落ちこんだのか、泣きながら私にしがみついてきて帰りたいと言い出したのです。
もちろんどちらにも非はありません。子どもが何かをしたい理由、したくない理由には意味がないことがほとんどです。たまたまそんな気分じゃなかった、それだけ。

息子も気分屋なので、そうやって悪気なく相手を寂しい気持ちにさせていることもあるでしょう。

家に帰ってきてからも、あまりに凹んでいるので、私もなんだか悲しくなってしまいました。

でも、大切なのはそういう気持ちを学ぶこと。

相手を思いやり、うまくコミュニケーションが取れるように少しずつ成長していってくれること。
そして、親にとっても、こういう子どもたちのやりとりを目にし、感じることはとても大切だと思いました。

キレやすい子どもが多いとか、モンスターペアレントとか、たぶん自分は実際にそこにはいなかったのに一方的に悪いと決めつけて攻撃する人も多いと思います。
今日のことも、私が家にいて、もし息子が「◯◯ちゃんが僕と手をつなぎたくないって言った〜。僕の手が汚いって〜」って泣いて帰ってきたら、「何を〜!!」と私も思うかもしれません。

でも、実際は「手が汚い」なんてつなぎたくないから、口から出てきただけで、(実際めっちゃくちゃ汚かったし)、息子がしつこく追いかけまわしてたのもあるし、そんな気分じゃなかったのもあるし。
こういう場面を幾度か見ておくことで、親も冷静な立場が保てるようになるんじゃないかなと、今日考えさせられました。

と考えると、日本ではそういうことを目の当たりにする場や機会が減ってしまっているのかもしれませんね。

愛情

母になったら、「我が子がかわいくてたまらない、目の中に入れても痛くない」と、あふれんばかりの愛情や母性がわきでてくるものだと思っていた。

確かにかわいい。

でも、育児はそんなきれいごとでは済まない世界だった。
イライラしたり、ちょっと休ませてって思ったり、「あー、もうお迎えの時間だー」とぼやいたり、「パパさん、どこかにこの子を小一時間連れ出してくれない?」とお願いしたり、愛情どころか、我がの自我を感じるばかりで、「私に母親は向いていない」とうちひしがれる日々。

私は愛情が薄い人間なんだ。

息子の寝顔を見ながら、「今日も怒鳴ってごめん」、「明日は今日よりもっとたくさん遊ぼう、もっと優しくなろう」。
そう誓う日々。まー、誓いどおりにはいかないけど(笑)

でも、時々ふと思うことがある。
たくさん悩んで、いろいろ調べてみたり、試してみたり、また壁にぶつかって涙したり、イライラしたり、でもまたそれを克服したくて、たくさん悩んだり、それも母親の愛情なんだと。
マリアさまみたいに両手を広げて、いつでもウェルカムできたらそれに越したことはないのかもしれないけど、たくさん感じて、たくさん悩んで、たくさん試行錯誤するのは、愛情あるからこそなんだと。
↑自分に言い聞かせてます。

バイリンガルになれるかな

マレーシアは多民族、多言語国家。

ここで子育てすると、英語、マンダリン、マレー、ヒンドゥーと、自然にバイリンガル、トライリンガル、マルチリンガルになると言われています。

だから、学校選びも多くの選択肢があります。

さて、息子はマレーシア生まれの日本人。両親は日本人だし、いつか日本に帰国するだろうから、日本語は必須です。
でも、マレーシアで生活し、お友達と会話したり、買い物したりするのには英語が必要。

そこで、私たちは息子にまず英語を先に教えることにしました。

なぜなら、英語のほうが簡単だと思うから。

英語はアルファベットの組み合わせ。ある程度の基本が身につけば、後は英語を使う環境さえあれば、自力で学べると思います。

でも、日本語、漢字はきっと家庭学習では補えない。

「話せる」けど、「読み書き」ができない海外在住の子どもたちをたくさん見てきて、そう感じました。
ので、長くマレーシアに滞在するなら、小学校からは日本人学校にいれたいなと考えています。

さてさて、息子はマイペースのスロースターター。

言葉も2歳8カ月にして、やっとバリエーションが増えてきました。

だから、混乱しないように、今は言葉はできるだけ英語で教えています。

プレスクールで先生やお友達が使うのも英語だし。

結果、今息子が話している言葉はほとんど英語です。
私たち夫婦の会話はもちろん日本語ですし、日本語のDVDや本もありますが、英語のほうがラクなよう。
「oh〜no〜」とか、「come on」とか、表現もずいぶん欧米的。

そうなると、いつどのタイミングで日本語を導入していこうか悩みます。

いつか物心がついたら、自然に区別していけるんでしょうけど、その「いつか」はいつになるかな〜

ナーサリーの見学

初めてナーサリー(日本でいう保育園)の見学に行ったのは、息子が1歳半の時でした。

1歳半なんてまだまだ小さいし、預けるのはまだ早いかなと思う反面、毎日毎日私と同じように過ごしているので、また違った刺激を与えてみたい、お友達と遊ぶ楽しさを覚えてほしいと思うようになったのです。

ま、正直なところ、1人で朝から晩まで育児するのにも疲れて、誰かの助けを借りたいと思ったのも大きいですが。

思い立ったらすぐ行動なタイプなので(思い立つのに時間がかかるんですが)、すぐに家から1番近いナーサリーに連絡を取って見学をさせてもらえることになりました。

ここは歩いて通えるのが1番の魅力。

小さな小さなショップロットの中にあり、見た目は「えっ、ここ..⁉︎」って感じなのですが、ホームページなどを見ると中はきれいで案外広そうなので、「1年間くらいちょっと預けるのにはいいかな」と。

見学の日は朝からドキドキ。
施設の簡単な説明とphonics の時間(英語の単語や発音の時間)に参加させてもらえました。

マレーシアのナーサリーは日本でいう保育園的な位置づけですが、ただ預かるだけではなくいろいろなことを教えてくれるみたいです。だから、キンダーガーデンとナーサリーとプレスクールの境界線がいまいちよくわかりませんが、ナーサリーは小さい頃から預かってくれるのは日本と同じです。

さて、見学させていただき、まーいろいろ思うところもあって、ここに通園させるのは見送ることにしました。
だけど、見学させていただいてほんとに良かったと思います。

それは、来たるスクール入学に向けて、まだまだ私が息子に教えておかなければならないことが見えたからです。

例えば、椅子に座っておやつを食べるとか、そのお皿を片付けるとか、自分で蛇口をひねり手を洗いタオルでふくとか、いろいろいろいろ、もっと自分でできるようにしてあげたいなと。

それから、半年間。私の中でも育児へのモチベーションがあがり、息子がいろんなことができるようになるのが楽しみにもなりました。

息子は2歳の誕生日のころ、プレスクールに入学し、週3日楽しそうに通っています。

このスクールは偶然前を通りかかったとき気になり、「パンフレットをください」と言ったら、予約もなく見学をさせてくれました。

結構、気軽な感じで見学に応じてくれるので、入れる入れないに関わらず、育児に行き詰まったら、ナーサリー見学してみるのもいいかもしれませんね。

思いどおりにいかない

私には兄と姉がいますが、10ほど年が離れているので、「我慢する」という必要がありませんでした。

主人も「いいよ、いいよ、OK」な人なので、わがままをたくさん聞いてもらえました。

今、たぶん1番人生の中で物事が思いどおりにいかない…..

帰りたいのに帰れない、昼寝したいのにできない、料理したいのに手の込んだものはできない、トイレ行きたいのにちょっとがまん、スマホ見たいのにNOと言われる、ママ〜抱っこ(14.5kg)、美味しいものが目の前にあっても早食い…..

ささいなことだけど、人生で初めて誰かに合わせる毎日

アラフォーになって、それを人生2年の息子に教わることになろうとは思いもしなかった。
いつか余裕のある素敵な母親になれる日がくるでしょうか….

ブログ

気づけば放置状態のブログ…..
書きたいという思いはあるものの、息子が2歳を過ぎてから体力が私を超え、なかなか『自分時間』というものが取れません。

週3日のプレスクールも午前中だけなので、家事と買い物であっという間。
「自分の時間がほしいな」とか、「何もかも忘れてのんびりしたいな」という思いを抱く私の隣で、ハイテンションだったり、「ママ、見て、見て」だったり、イヤイヤだったりの息子。
とにかく毎日慌ただしく、何かに翻弄されている感。
この1年は(って、まだまだ年はあけませんが)、たくさんの『感情』を感じる日々で、嬉しかったり、イライラしたり、自信をなくしたり、怒りだったりと感情の起伏も激しく、毎日流されるように生活しています。
あー、穏やかに丁寧に生活していきたい!!
というわけで、少しでも自分や生活を見つめ直す時間として、簡単に簡単にブログを綴っていけたらと思っています。

猫の肝臓を治してくれたもの

我が家に猫がやってきたのは、雨が降る夜のことでした。

雨の中、野良犬たちの鳴き声も聞こえる中、小さなその子はすっごく大きな声で鳴いていて、思わず追いかけ捕まえてしまいました。
おてんばなメス猫で、コルク遊びが大好き。コルクを投げると、犬のようにくわえて持ってきました。

その猫が1歳になったころ、突然、病気になったのです。
その日は朝から頻繁にトイレに行っている気がして、気になってトイレを覗くと、おしっこは出ていないし、なんかピンクに血が混じったようなものがポツポツと落ちている気がしました。

元気もなく、しばらく様子を見ていると、食べてもいないし、飲んでもいない。

口元に食べ物を持っていっても食べないし、スプーンなどで飲ませようとしても飲まない。

クローゼットの奥でぐったり寝ているだけ。

翌日、動物病院へ。

私は、胃か、肝臓、腎臓などどこか内臓が悪いんだろうと思っていましたが、

先生の診断は「口内炎」….
でも、確かに口の中に無数の白い口内炎があり、舌の上にも赤いポツポツ、歯茎も真っ赤

そうそう、言われてみれば、口が臭い。
まずは餌が良くないと指摘されました。確かにスーパーで買える安いやつをあげていました….

そして、「何か硬いもので遊んでない?」と聞かれたのです。

そう、私には思い当たる節が…コルクです!

硬いおもちゃは口を傷つけるからやめましょうとのことでした。

それにそういわれてみると、なんか最近ドライフードのクズがたくさん落ちていて、「食べ方が下手になったな〜」と思ってたとこでした。

なんか納得いかない部分もありながら、でも、スバリと指摘された部分もあり、とりあえずいただいた薬を投与。

食事や水も、シリンジで口のわきから流しこみます。
もちろん口が痛いから、すっごく嫌がるし、自ら食べたがることはありません。

ついこの間まで元気だったのに、どうして突然

いつも一緒にいたのに、どうしてもっと早く気づいてあげられなかったのかな

薬を飲み始めても、回復する感じはなく、しばらくいろんなことを試してみました。

口内炎にはハチミツがいいと聞いたので、口周りに塗ってみたりもしました。

シリンジ給餌は意外に難しく、思うように食べさせられなくて、私も歯がゆい気持ちになりました。

「朝起きたら、ケロっと元気になってるんじゃないかな」

そんな期待をよそに容態は日に日に悪くなっていっているようでした。

ある朝、猫が寝ているその場で少量のおしっこをしているのを発見しました。一歩も動けない…

猫がおしっこまみれになっても動けないなんて、よっぽど深刻です。
私のシリンジでの給餌の仕方もよくないのかもと思い、病院に入院させることにしました。

点滴を打って、しっかりごはんを食べさせてもらえば、きっと元気になるだろう!そう、信じて
4日間の入院になりました。

途中、会いに行くこともできましたが、点滴を打ってもらい少し元気になっているようでした。

4日目。

病院の扉を開けると、たまたまそこに先生がいらっしゃって、一言。

「今、電話をしようと思っていた。状態がよくない。体が黄色くなってきているし、食べない」
涙がポロポロと溢れました。
対面したとき、猫は思ったほどぐったりしていなくて、ゴロゴロいっていました。

「今は点滴が効いているから、元気に見える。あなたがシリンジで餌を与えられるなら、もう連れて帰ってあげなさい」

そう、言われました。
血液検査の結果、肝臓の数値が異常でした。肝臓そのものが悪くなることはないみたいなので、何かしらの病気で肝臓をやられているか、口内炎も関係あるのか、それはよくわかりません。

でも、私はやはり口内炎は内臓の悪さからきているのではないかな〜と思いました。

うちに帰りぐったりしている猫を見ていると、「連れて帰ってあげなさい」という先生の言葉が、「うちで看取ってあげなさい」に思えてきました。

この日から、少し食べたりするものの、時に痙攣したり、口をパカパカと動かし、発作のようなものを起こすようになりました。よだれや鼻水も垂れ流し。

すごくつらそうで、私は思わず、「もう頑張らなくてもいいんだよ」と声をかけてしまいました。

猫はまっすぐ私を見て、何かを感じ、私に訴えているようでした。

メソメソ泣き続ける私とは反対に、しっかりとした強い眼差しでした。

この最悪の状態のとき、私はあるものを猫に与えていました。

ココナッツウォーターです。
病院の先生が帰り際に

「ココナッツウォーターを飲ませなさい!ヤングココナッツね、ヤング」と。

私はココナッツの種類は詳しくありませんが、マレーシアではそこらのフルーツ屋台やスーパーでも、割りたてのココナッツウォーターが売られています。

ココナッツウォーターは天然のスポーツドリンクと言われていて、体内吸収、毒素排出効果があるそうです。

薬飲んでも無理なのにと半信半疑。でも藁をもすがる思いの私は、退院してすぐからシリンジでココナッツウォーターを与え始めました。

さて、一時は痙攣発作がひどかった猫ですが、少しずつ回復し、退院から1週間したころには、自分で食べ、飲み、トイレにもいけるようになりました。
私はあきらめかけたのに、猫はあきらめなかった。もっとたくさん一緒にいたい、そう思ってくれたのだと思います。
そんな猫も今ではもう3歳。

めちゃくちゃ元気です!

私はココナッツウォーターのおかげだと思ってます。

だって、病院からもらった薬は最初の口内炎診断のときからずっと一緒だったから、薬が効いたのなら、痙攣までいたってないはず。
日本ではなかなか手に入らないかもしれませんが、もし肝臓、腎臓が悪いと言われたら、試してみる価値はあると思います。

2歳1カ月 突発性発疹の記録

先日、まさかまさかの2歳すぎで、息子が突発性発疹になりました。

ほとんどの子が1歳ぐらいまでにはなると言われる突発性ですが、息子はかからなかったので、「あ〜、突発性にさえかからず、健康!健康!」と思っていました。
今回、高熱の途中で突発性を疑い、でも医学書どおりの経過でもなかった部分もあるので、記録として書き綴っておこうと思います。

3月5日から8日ぐらいにかけて、鼻水と軽い咳がありました。

これは直接、突発性とは関係ないと思いますが、免疫力が低下していて、突発性を併発したんだと思います。

3月9日、10日

鼻水がとまる。

でも、疲れやすいようで、朝起きるのがいつもより1時間ほど遅く、寝るのも早い(めったにないこと)

3月11日

朝、熱が上がり始めていることに気づくが、昼過ぎには下がり、一安心。

が、夜中寝ている間に、熱が上がる。

3月12日

午前中は昨晩からの熱が続き、ほぼ横になって過ごす。(39度)

昨日の午後は熱が下がった経緯があるので、自宅で様子見。

そして、この日も午後は熱が下がる。

割と元気。だが、お粥をあげても食べたがらないし、口が痛いような素振りがある。

フルーツやパン、ミロなどは食べられる。

この夜、再び高熱。(39度)

風邪の諸症状はなく、熱と同時には発疹なども出ていないし、予防接種もだいたい済んでいるので、「突発性かな〜」と自己診断。

3月13日

前日から引き続き、午前中は身体が熱い。

突発性だろうと思っていたものの、気になる点もいくつか。

①熱が上がったり下がったりする

②口を痛がっている気がする

もしかしたら、予防接種済んでるけど、風疹の症状に近くないこともないな〜と、午後、病院へ。

この時には例のごとく、熱が下がっている。
「心音、口の中に以上はないし、喉もきれいだから、強力なウイルスによるものではないと思います。突発性の可能性もありますが、こればかりは発疹が出ないとわからないので、もうしばらく様子を見ましょう」とのことで、ホッとして帰宅。
また寝るころ身体が熱くなってくる。

3月14日

朝は相変わらず身体が熱い。

「発疹、まだか…」と思っていると、耳の後ろや顔周りが赤くなり、ポツポツと発疹が。数分で涙袋が赤くなり、一気に病人顏。

でも、まだ身体はポッポしてて、「突発性って熱が下がりきってから発疹出るんじゃなかったっけ」とまた疑問。

しかも、お腹辺りからとか書いてあるけど、明らかに耳の後ろから始まった。

気になって、『耳の後ろ 発疹』で検索すると、風疹がヒットして、また不安に。
午後、また熱は下がりました。

そして、首や胸、腕にも発疹が出始めました。時折、またポ〜っと身体が熱くなることも。
ただ、夜中の高熱はなし。

3月15日

「突発性の発疹は1日くらいですべてできって、後はひいていく」

今朝は、もう出始めから1日経つくらい。発疹は前日とあまり変わらず、顔と上半身にうっすらと。

こんなもんか〜、よかった〜と安心し、病院でも突発性のお墨付きももらいました。

熱も完全に下がりました。
が、この15日の午後から、16日にかけて、発疹、増える増える。

上から徐々に下へ。

16日の午後は全身発疹だらけ。

発疹できるのにずいぶん時間がかかりました。

3月17日の朝

嘘みたいに、本人、すっきりした感じで目覚める。

赤みはほとんど消えてて、よく見ないと発疹はわからないほど。

2歳すぎの突発性は、発疹が出るときのぐずりがひどいと聞きます。

息子も私がちょっとでも離れると、ぐずってないてました。あと、眠気のピークがきてどうしようもないときにぐずってました。

ま、とにもかくにも元気になって一安心です。

魔の2歳児と鬼のママ

先日、息子が2歳になりました。

そして、「イヤイヤ期」「魔の2歳児」とおぼしきものが、スタートしてしまいましたぁ。
息子よ、そんなに律儀に2歳になったと同時にスタートしなくてもいいのに….
息子の場合はまだ「イヤ」というよりは、「したいことができないことへの反抗」でしょうか。先輩ママさんは、「朝おはようといったら、イヤっと言われる」と言っていたので、息子のなんてまだ序の口かも….

まー、まだ序の口でも、聞きしにまさる大変さ。
1番大変なのは、ついこの前まで「こっちだよー」と言えばかわいらしくついてきていたのについてこない、食べるときはきちんと椅子に座って食べ、集中できていたのにじっとできない、そんな今の状況を飲み込めないこと。
今まで、かわいいかわいいと愛情たーっぷり注いできたのに、それはなんと理不尽な仕打ちでしょうかと、息子に問いただしたくなる変貌ぶり。
このまま息子に翻弄されながら、半年、1年…と考えると、不安もよぎるし、心が折れそうになります。

だって、序の口でだいぶ声をあらげて叱ってしまっている自分がいるから。私の中の『ヒステリック部門』をフルに出しきっている気がする…..

そう、「魔の2歳児」「イヤイヤ期」は、大人の言い分。

子どもから見たら、「鬼のママ」「イライラ期」でしょうね、きっと。

私も最近、自分にツノが生えてきた気がします(笑)
この時期は、別に子どもが悪い子なわけでもなんでもないんですよね。

「子どもの都合」と「大人の都合」がぶつかりあってしまう時期なだけ。

「外に遊びに行きたい」vs「今、やってしまいたい用事がある」

「ジュース飲みたい」vs「今朝も飲んだし、二回目だからダメ」

「この道を歩きたい」vs「車が多いからダメ」な割には大人の都合でこの道を歩かせることもあるし、子どもにしてみたら、なぜあのときはokで今はダメなのかなんて、わからないですよね。
今までは大人の都合を理由に子どもを勝手に動かしていたけれど、息子にも主張が出てきたのです。

もう少し大きくなれば、少しずつ大人の都合を理解しはじめ、イヤイヤ言わなくなるのでしょうが、それはそれでちょっとこちらの世界に足を踏み入れてしまったようでイヤな気も…..

ネットでいろいろ見ていると、みなさん悩んでいるんだと励まされる反面、モヤモヤしたものをどうも拭いされない自分もいます。
絶対に親がしてはいけないこと=「感情的に頭ごなしに叱ってはダメ」

そうです。そうですね。

分かっています。分かっているつもりで、感情的に叱ってしまい、反省しながらこの文章を見てしまうと、「母失格」の烙印を押された気がします(笑)

これは私の勝手な言い分ですけど、ママという人には時には感情的に子どもを叱っていい特権があると思います。

毎日たくさん愛情を注いで、本気でぶつかっていることを2歳児は理解してくれている気がする。
もちろんずっと叱っているわけではなくて、抱きしめたり、話をしたり、一緒に笑いあって、そのうえで落とす雷には何らかの理由があるって、彼なりに考えてくれている気がする。
たまに、ほんとただの私のイライラをぶつけてしまい、後でどんより反省したりするけれど、そんなときこそたくさん抱きしめて、謝って、そうやって深まっていくものもあると思います。
今まで2年間培ってきた何かが母と子にはあって、それを踏まえての2歳児だから、母がときには感情を露わにしてもいいんじゃないかな。

でも、それは母親だけの特権(笑)
といいきかせ、私もこれからこの時期を楽しめるでしょうか。

あー、不安(笑)

てんかん

忙しさにかまけて全然ブログを更新していませんでした….
が、息子がひきつけを起こし、緊急入院した後のことを綴っておきたいと思います。
息子は『てんかん』だと診断されました。
最初は、何だかよく分からずショックも受けました。

「また、ひきつけを起こさないように、とりあえず1年間投薬を続けながら、様子を見ましょう」とのこと。
整理がつかない間は、息子が薬を飲まなければならないこと、またひきつけを起こすかもしれないこと、もしかしたら一生てんかんと付き合わなければならないかもしれない、運動など制限されるかもしれない….などなど、頭をよぎり、自分を責めたりもしました。

子どもがひきつけを起こすことはよくあるようですが、息子がてんかんだと診断された理由は、熱がなかったこと(体調は悪かったのですが)と脳波だと思います。
主治医は脳波については触れてくれませんでしたが、てんかん波という特徴があるそうで、それが出ていたのでしょう。

ただ、小児てんかんは脳の未熟さゆえの場合もあるそうで、70.80%は子どものうちに治るそう。

「息子も1年間投薬して、ひきつけを起こさなければ、また脳波を測ってみましょう。異常がなければ、薬の量を減らしたり、飲まなくてもいいかもしれません」と言われました。

というわけで、投薬スタート。

退院後、またドクターに尋ねたいことが出てきたので、セカンドオピニオンも兼ねて日本人医師の元を訪ねました。
質問をメモした紙を手にし、「セカンドオピニオンを伺いたいんですが」と問う私をよそに、先生はすっごく楽観的!

セカンドオピニオン…とか言ってる私が「The 日本人」と恥ずかしくなるくらい、先生はあっけらかんと「大丈夫」と….
状況からすると、体調が悪くてのひきつけなので、突発的なものかもしれない。でも、主治医は脳波を見て診断したのだろうし、薬は副作用があるものでもないので、飲ませておいたほうが安心でしょう。

プールや遊具遊び、飛行機も大丈夫‼︎
だそうです。

なんか、それを聞いて、「何か私、心配しすぎた」と思えました(笑)
現在、投薬を初めて3ヶ月。

めちゃくちゃ元気です(°_°)

はしゃぎすぎたり、走りまわったり、幼稚園にも通ってぐったりして帰ってきますが、ひきつけは起こしていません。
このまま、とりあえず1年間、何事もなく、元気に過ごせますように。